180716のTwitterスクリプトの校正版~わんわん日和～
180716のTwitterスクリプトの校正版
１．彼女の
２. 息を引き取るのび太へ向けて
３. 死刑囚の陰茎
４．クソかけ流しのコメ
５．かに道楽
６．わんわん日和
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1
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彼女の フルヤアツシ
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自分を賢いと思っているその男たちは
薄汚れたバーで
欲望混じりでお粗末な
精神分析を繰り返している
「あのコはさ、あのコはさ」
彼女は嵐の2日後に小雨に留めを刺され
静かに斃れる若木みたいに
真っ暗な風呂場で静かに泣いてる
彼等の呪術は届かない
君等の呪術はいかなる壁も穿孔しない。
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2
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「炊き立てのコシヒカリの海に、生まれたての子供たちをねじ込む」
このフレーズを
あらゆる楽器やあらゆる悪行にも近い積年のレトリックを重ねてみたところで
満たされない僕の、常に硬くなった部分に対する、慰めには、どうにもならんようだ。
土管の中で身をかがめたまま、息を引き取るのび太に
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3
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そうやって拘置所の死刑囚が冷たく死んだ鉄棒に陰茎を押し付ける時八百屋の半額白菜の中で繁殖した虫が脳梁で繁殖して異常行動の目立つ加藤鷹の緻密な指の動きで耳穴から直接重大な神経破壊を受けて死んだエリツィンの霊を死後即座に呼び出す先生の口から出た言葉は
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４
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あなたが好きと言ってくれたから
クソかけ流しお米記念日 Pt.1432
フルヤアツシ
そう、炊き立てのコシヒカリの海に致死量のコントミンをぶっかけて
いざ食事となると
慟哭の涙にぬれたお前には
どこからがコシヒカリでどこからがコントミンか分からなくなってしまう
それは死と生の境界がどこにあるかわからないことに似ていて
常にズボンの中を不穏当にさせる類の想像であり続けた
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５
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かに道楽の巨大な両手に陰茎を捩じ切られる事を夢見ながら
小さな小さく可哀想な無実のエビが揚げられたシュリンプフライを不当な法律の規定に基づいて尿道に挿入されて悶絶する佐藤琢磨の叫び声が荒野に響くころにはとっくに乾いてしまった瞳孔に足らされる無限の恩恵の体液の海で水泳して
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６
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わんわん日和
フルヤアツシ
ごめんなさい、ごめんなさい
痙攣を繰り返しながら、私鉄を乗り継ぎ後楽園につくと、
両性具有の、指が不正な数生えているトイプードル達が何の躊躇もなく、列をなして丸ノ内線に玉砕していく姿を見た。
はじめは余裕綽綽とそれらを轢殺していた赤い電車も、
そのコンセプトカラー、赤い帯と、へばりついた内腑の見分けがつかないようになって
擦り切れたような音を立てて急停車した
僕の眼前に広がる光景。右手には丸ノ内線車両筐体。徹頭徹尾紅に染め上げた膨大な種類の犬的断片（”美的生活”に語感が似てる）と、
そこに飛来する君臨者のように不合理に悪戯な軌道を描きながら人糞をまきちらす黒光りするドローンの一団
そして厚化粧をした大橋巨泉の幽霊が…
大橋巨泉の幽霊は、あの一部の汚らしい初老年代の男性が喉の奥から発する吐瀉の音を信じられない大轟音（後楽園のかしましさを打ち消す）でかき鳴らすと、口から大量の明らかに性病の傾向を皮膚に顕した、たれぱんだによく似た顔の警察官を大量に吐き出した。
巡査達の制服は乳首の部分が丸く切取られていて、その両方のまあるい孔の下半分から何やら覗いている
それが死んだネズミの頭部だとわかるまでしばらく時間がかかったが、彼らが死ぬまで巡査の乳首をかじらされたのだろうという類推を導き出すまではさほど時間がかからなかった。
警官１官につきネズミが２匹、つまるところは三官死姦。
半分は車両下部に巻き込まれたが、緊急停車した先でピラミッド状の堆積を以てプラットフォームの水位を超えたトイプードル的死骸の山におもむろに近付くと、乳首を犬断片に摩擦する
警官は皆同じ顔をしていて、大橋巨泉の幽霊を軸にして周回しながら、
台風のようにトイプードルの死体のピラミッドへと前進していった
諸々の警官が雄弁に語り始める
「本官は国家的職務に於いてあふれる性欲の処理を＿」
「エーっ！あっ！ハイ…でありますのスケ！
僕は…いや本官はエーっ、そのぉ…乳房一連先端硬直感受部分を！このようにトイプードルという、僕らっ、あっ
あっーーー！？
本…本官的摩擦行為といえば、北は北海道から…、
国家公務員法に基づく退屈な日常業務的ルーティーンワーク的性的動作において刺激することでぇー、エっー！安定した劣情の処理を＿」
「エーっ！あ？え？えー、ここのように公僕的被虐心からくるナイーヴーな部分が
ナイーヴーな！あっ！
乳房的先端摩擦による快楽強化により著しく短期間に、エーっ…解決されるにあたってはつまり、
ロボトミー済ロボットのようにモコっとテント張る本官の春がドロッと、はんる…エッーーーー！
あのぉ！そのぉ！………！！！！！
公務履行することを可能にする興奮の異形な亀頭！エッーーーーー！
阿呆の犬死骸的活動に邁進されたことにより本官は」
「本官は後楽園的犬殺し警察官であるどころか、”鶏姦”というこの不明瞭な、アッデモコレ、イヌノ死骸ヤ！イッケネェ等という軽妙な民衆ヤ一般の皆様へのリップサービスなど行うマルチタレントな公務の在り方を模索するものでありますので、本官は根本的あんぽんたんなのでありましてエー」
「エー、国家忠実的職務履行本官は、安定した性欲処理をするにあたり、しかし厳しい警察学校的調教によって著しく歪曲した欲望の形式を、エーっ！あっ、ア、暴力と劣情の楔を下っていく為にはこのようにィー、エーっ！堆積した犬の亡骸に上半身先端感受性高度の硬直状態下にある乳房を」
「本官は後楽園的犬殺し警察官であるどころか、”鶏姦”というこの不明瞭な、アッデモコレ、イヌノ死骸ヤ！イッケネェ等という軽妙な民衆ヤ一般の皆様へのリップサービスなど行うマルチタレントな公務の在り方を模索するものでありますので本官は根本的あんぽんたんなのでありましてエー
巡査「エーっ！あ？え？えー、このように公僕的被虐心からくるナイーヴーな部分は乳房的先端摩擦による快楽強化により著しく短期間に、エーっ…解決されるにあたって、まるでロボトミー済のロボットのように公務を履行することを可能にする犬死骸的活動に邁進されることにより本官は＿
「エーっ！あっ！僕は…いや本官はエーっ、乳房一連先端硬直感受部分を、このようにトイプードルという、僕らっ、あっ本…摩擦行為といういわば、国家公務員法に基づく退屈な日常業務にも似たルーティーンワーク的性的動作において刺激することでぇー、エっー！安定した劣情の処理を＿」
「エー、国家忠実的職務履行の本官はウチのこと！（舌）
安定した性欲処理をするにあたっては、しかし厳しい警察学校…。
エッーーーーー！あっあっー…！…＿的調教によって著しくも歪曲した欲望の形式！
で！ありまして！！！
エーっ！あっ、ア、暴力と劣情の楔を下っていく為には
ィー、エーっ！堆積した犬の亡骸に上半身先端感受性高度の硬直状態下にある乳房を…」
Poet_チンポ出すなら後楽園_180416
バイバルチンポスクリプト pt.1
フルヤアツシ
数多眠りの星の墜落地に降り
君の眠りの皮膜の球を見つけ出すと
錨の届かぬ海の深きより
のたくり流れてくる
冷たい風
バウハウス
ドイッチュランド/ チンポ甲子園
…の靴の散らばる玄関前で
全裸で病犬の物真似
即逮捕勾留拷問の辱めを受けれども
…受けれども
昏き隔絶された秘匿の空間で繰り返されるのは
菊座で語るアナルカンバセーション
チンポ出すなら後楽園
（部屋の隅に真冬の冷却を受けて
微かに鮮度を保つ缶詰の食べ残し
糞まみれのミニドラなどを冷蔵するための函
）
マケドニア人の、照りつけるような電話対応
致死量超えるホウサン粉末
極めて訓練された消化器官でクリアする
野良猫の鋭い目つき
石の階段、苔むした岩の裏の領域
ここは日暮里？スーパーのレジ
リストカット…で
恫喝的に値引き交渉する女子高生
チンポ出すなら後楽園
武者震い、むしゃぶりつくミュシャ
クシャトリア チンポ シャム猫食放題
俺は愚者お前は清掃業者
私はたこやきマントマン
世界は病棟 何度もうちつける後頭部に
壁は無言では有るが、その奥に無限の反響を期待させる
…返答はないけれど
出されるべき陰茎は出されるべき時出されるチンポ
まもなく消灯 性の儚さはショートホープ
そんなHosphital Like a チンポ水道局
枯渇を味わえば水溜りに飛び込む浅ましさ
俺は板橋区には稀にみる大患者
チンポ出すなら後楽園
まもなく消灯
最近はリモコンひとつで消灯
しかし天から吊るさる蜘蛛の糸
紐をひっぱって全灯する
立って座っての儀礼は未だに有効である
光は光の速さで消灯するから
ここが夢かの境界線が判然としない夜の帳のそこ
鉄塔の頂きすら いまでは凍える海の底にあれど
…緑青に錆びつく重い錨も届かないのだから
はるか遠くの思い出を押しのけて朝日を浴びるんだろう
チンポ出すなら後楽園
気分はまるで東宇都宮の変態倒錯市長
市営団地を見るだけで興奮するというのなら
今夜僕が全てのかわいそうな子どもたちの写った
80年台のVHSの負のリボンをを焼却しさる
チンポ出すなら後楽園
チンポ出すなら後楽園
この街の全ての生ける人々の葬儀がはじまる
同時にあらゆる公園の犬の葬儀
どのような理由で死んだ犬も
僕がいつかどこかで殺した犬だ
山のようにつまれた膨大な焼香を
炊きたての2合のこしひかりと
公園に捨てられた割り箸でかきこむ
永谷園では当たり前の儀礼様式
チンポ出すなら後楽園
おまえの眠りを妨げるもの
馥郁たるや俺のチンポ
ナノカーボンが通った
無機質で冷酷な肉のエビフライ
空飛ぶ魔法のエビフライ
In 銀座ライオン 蛮行繰り返す
下半身のソシュール 白く液状の自殺論
チンポ出すなら…
刮目せよ
近所のライフで
死者の肉体と2点セットで半額だから買い込む
豚に習わすC言語やその他の記号的言語の重積で
真冬の冷えた手足を慰める
首をつるならピアノ線しかないやんか
…といったままはるか向こうに終電と思わしきおとが
今日の世界のあらゆる憂鬱を併呑してはるか向こうの寝床に運び去る
チンポ出すなら後楽園
チンポ出すなら後楽園
深夜2時
光り輝く野外のパビリオンに満ちる観衆
賑わしき包囲の半円の数多の目線を多様に反射する
お前の膵臓の破片や食い散らかしたワサビ三太郎は
よっぽどの握力じゃ潰せない
炊飯器だけが心の平静を保つのなら
…気分はまるで
東宇都宮の変態倒錯市長
風に吹き上げられた目に見えないガラス片が
長い時間をかけてお前を蝕む
踏みしめた土はぬかるみ
歯茎から漏れ出すタルタルソースが
お前の窒息を担保する夜に
チンポ出すなら後楽園
チンポ出すなら
後楽園
【小説版】チンポ出すなら後楽園 pt.1
チンポ太郎はチャックを半分下げたままカッと刮目して観覧車を睨む
衆人環視陰茎を露出、即座に警邏の眼前で切腹する気と見える。
「貴官我が陽物屹立するを憎むや、肉の外に聳立が非違ならば中は如何、肉の塔に鉄の塔」
と叫ぶが須臾、肉棒の垂直から臍の下に七寸五分の刀身を突き立てる。
二重に混じり合う異なる生臭さの中を腸の絡みつく雲間を抜け
消沈する魂を載せ浄土にへ運ぶ橋梁とならんとする如く
肉棒屹立ますます高まり
穿刺する刀身のついに見えぬほどに腹腔の中に姿を消す折には
陰茎は蒼穹の肉を凌辱せんとする勢いで
腹から流出する血液を
狂乱する愛人の骨を集む如くかき寄せては装填する
警邏もまた勃起と死を以て乾坤の陰陽原理を示さんという志を是認すると
おのずと平身低頭し一歩下がっては
このチンポ出したまま絶命しゆく男を敬礼のまま見護る
警邏の屈服を認めるや
「チンポ出すなら後楽園」とどこからともなく漏れ出すと
驟雨のようなシュプレヒコールが敷衍する
「チンポ出すなら後楽園！チンポダスナラコウラクエン！」
【書評】『冷血』トルーマン・カポーティ
繊細で若くして詩的叙情を持つような男が、物事を額面通りにしか捉えない、下品なジョークが好きなような男とお互いを軽侮しながら離れがたい友誼を結ぶ。というのは僕の周り＿僕自身のことを考えてみてもすごく共感が出来る。
この本で一番深く潜って考えたのはそのことで、そういう場合お互いは優しさを分け合いながらも同等か、それ以上の憎しみを懐き合うアンビバレントな状態を構築しやすい。
2人はどう見ても精神病質や反社会性人格障害、情性欠如、サイコパスと呼びうるようなものではない。そうだったらカポーティの云う所の”ノンフィクション・ノベル”は成り立たないだろう。鋸が木を切るだけの叙事的描写に終始してしまうから。
蓋し彼らは”cold blood”ではない。
僕はこの極めて人間的な2人のどちらか片方だけ、或いは全然別の人間と共犯関係だったら一家惨殺というような破局的結果にはならなかったと思う。
お互いがお互いを相補的に求めることの、反作用としての憎悪の発露が、ペリーをどう考えても合理的ではない蛮行に及ばせたのだと考える。
心理学では人間は強烈なコンフリクト（矛盾する心性による行動不能状態≒葛藤）が心中に有る時に、破局的エネルギーが爆発しやすいと云うが、それがペリーに訪れたことには、親友との矛盾に加えて、自身内面にもまた強烈な葛藤があったからだろう。
2重の葛藤は、原子爆弾の爆縮の仕組みのように彼の核へと負のエネルギーを凝縮した…。
捜査官デューイが首をかしげる「相手を惨殺しながらも殺害前寝床を確保したり姿勢を楽にしてやる優しさ」というのはそれを表していて、IQ200近く、高度な知性と全く無意味で前後不覚な連続殺人を犯したエドモントケンバーを想起させる。
彼の精神鑑定では、その蛮行を「心的外傷に作用に依って脊髄反射的に発動する、自分を迫害する者達への投影と、解離を伴う防衛行動」と定義していた。
おもへらく、彼自身の精神機能の初期値があまりに繊細すぎた。その繊細さが死を目の前にして料理のお礼を管理人に述べ、独房にリスを餌付けするような、人間的で暖かな優しさに。同時に泣き叫ぶ少女に事務的に発砲するような、機械的に凍えきった高度な解離へとつながっていったのではあるまいか？
どのようなものにとっても幼少期の愛情欠如や外傷体験は深い傷と暴力行動を喚起するものの、本来感性の働きが高く繊細な人にとっては、より深刻なものとなりうるのだろう。本来であれば数多くの優しさに触れ人並みの何倍もそれを摂取できる能力は同時に、憎悪や暴力に関しても、何倍もの摂取を可能としてしまうのである。
そして、その事が彼自身の深い慈愛との同居さえ可能にするような高度の解離を形成したのだと、僕は考える。
第1稿「フルヤアツシ」アーティストステイトメント
第1稿「フルヤアツシ」アーティストステイトメント
180322
都市は情報的構造を集積しつづけ、都市的なこころもそうして集積される
生活基盤の鉄道によって、物理的領域は各駅に裁断され
「板橋駅区域での思い出」「高田馬場区域での思い出」とインデックスされ
その紐付けによって想起される。
そこに何年かぶりに再訪し、その街というリングファイルが索引され
錆びかけた金具を磨き、新しい頁を挿入する
情報更新された街は、厚みを増した心象風景を作り出す
そうして都市の機序を内面化、序列化した構造を
よりよいもの、望ましいもの、美しいものに書換する。
僕のこの数年のライフワークとなっている。経験を求め都市を旅する。
この構造化された経験の書架のようなもの＿
僕は開架して図書館としたいと思う。
制作・創作の原初的動機と言える。
開架といったけれど、
この図書館は改修した書架、自宅をリフォームした小料理屋ではなく
全く新規の造成が必要だ。
死である。
図書館は不死身でなくてはならぬ。
私という書架も遠からず来る死の支配下に散逸される運命にある
凍える夜に蛮族が、唐突で圧倒的に、殲滅する。
始まってしまえばいかなる申立も嘲笑われるのみだ
死が始まってしまえば
収奪後の石版図書の断片は道路の縁石に、砂塵に紛れ、もしかしたら異国の石段の一部に。
僕の脳細胞は焼かれ、意味を失い、分子に飛散し、全く異なる意味の中に再回収される
脳という書架はこの運命を免れない。
肉は石より遥かに脆弱だから。
図書館は不死身でなければならないのだ
だから僕の肉そのものを図書館とするわけにはいかない
強固な媒体を以ち外部に再構築されなきゃいけない。
その後何層か経てやっと理解可能な高水準言語に還元されるように
私の書架自体も精神処理機構の極めて抽象的な表記であり
そのまま複製したとてそれを広く共有することは不可能である
「キレイダナ」の8ビットの背理にある、莫大な景色と感慨。
私と世界の間にも中間言語と高水準言語を設けなければならない。
則ち表現手段と作品である。私と世界を係累するもの。
「これは美しい」「これは幸せだ」を誰かとそのまま共有出来たら
どれだけ幸福なことだろう。
しかし私達は他者以前に汎ゆる外界とさえ直接的な接続は果たせない。
目鼻口手脚性器その他諸々がエンコードした信号に過ぎず
雪の日の書斎で暖を取りながら、窓から遠景を物憂げに見やる
＿その一夜が則ち私達の畢生である。
そのことが悲しくて切なくてしょうがないから
僕は作品という船繋りを片手に嵐の海をもがくのだ。
記憶術実験＿中央アジア・西洋（第一回）
記憶術を色々試していて
下記は３０分以内に暗記ができてわれながら感動したのでここに記録する
・方法は立体空間にイメージに捨象した（この場合イメージはダジャレでも連想でも既存の知識でもなんでもいい）空間にひとつづつ配置していくという方法
分岐の書き方は適当。
・基本的に隣り合う国をつなげていく方式で、以上の空間と対応してその世界地図におけるだいたいの位置と他国との位置的関係性も把握している
【空間のモデル】
3次元。時折上下左右の重力が他との兼ね合いで屈折する。
インド（世界の中心的なもの）
パキスタン（単純に知っていた）
髭面の親父（パキスタン）
[分岐1-A]
西方面
[分岐1-A-1] 右の扉
引きこもりの卑怯な息子タジキの部屋（タジキスタン）
タジキの持つ鋸状の凶器（キルギス）
以上はロシアまで
[分岐1-A-2] 左の扉
機械室（トルクメニスタン）
[分岐1-A-2-1]
渦を巻くさらに精緻な奥の部屋（ウズベキスタン）
外の広漠な空間につながる、猛風域（カザフスタン）
[分岐1-A-2]
ヒゲおやじの2つの宝具の空間
１の宝具（イラン）
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[分岐1-A-A-1]
上記の上に咲く花（アゼルバイジャン）
花に付与された缶コーヒー（ジョージア）
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[分岐1-A-2]
２の宝具（イラク）
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[分岐1-A-2-2]
２の宝具（イラク）
ぶら下がるアックス（サウジアラビア）
[コンプラ]（オマーン）
上記の異字（イエメン）
上記２領域の管理（アラブ首長国連邦）
[分岐1-A-2-3]
2の宝具の横の[コンプラ]（シリア）
既存の知識（イスラエル・ヨルダン）
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[分岐1-A-2]
イラクの上_既存知識（トルコ）
位相変換、トルコと鏡像で真上に配置されたバスルーム（ギリシア）
ギリシア人の弄ぶ花（アルバニア）
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[分岐1-A-3]
ギリシア人のバスルーム兼キッチンの奥
備蓄１ヨーグルト（ブルガリア）
[分岐1-A-3-1]
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ヨーグルトの上に求愛する古代の人（マケドニア）
上記が手に持つ包丁が周りを衛生周回するビール（セルビア）
左側の包丁衛星の上に固定された
無糖・微糖・無糖の３本のコーヒー
（モンテネグロ・ボスニア・クロアチア）
上記の人の常備食（ハンガリー）
パンの発酵を統制するシステム（スロヴェニア）
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[分岐1-A-3]
備蓄２シチュー（ルーマニア）
シチューを無限出力する蛇口（モルドバ）
食器棚に腰掛ける端っこの頭のおかしい弟（XXXXX）
食器棚の喋る白い塩（ベラルーシ”白ロシア”）
その後ろの調味料三種”ばると”（エストニア・ラトヴィア・リトアニア）
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[分岐1-A-2]
ギリシア人の後ろで作られる夕餉のピザ（イタリア）
窓の向こうの１面の小麦畑（フランス）
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[分岐1-A-2-2]
小麦畑の左側で踊るカップル、テリー・ギリアムの映画みたい（スペイン・ポルトガル）
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視界の右端に見える３つの工場、それぞれ
細長のチョコレート工場、細長の大麻工場、大きなフランクフルト工場
（ベルギー、オランダ、ドイツ）
フランクフルト工場の入り口で踊る古い世代の人（チェコ）
フランクフルト工場の上に看板代わりに配置された垂直の電マ（デンマーク）
電マの上に置かれた文化の象徴、村上春樹の著作がが饐えて販売終了になる図版
（ノルウェー、スウェーデン、フィンランド）
記憶術の実験＿アフリカ
いろんな記憶術を試す中でかなり効果的なものがあり
下記15分くらいで覚えられてすごく感動しているので以下に方法論を書き記す
諳んじて書いてみる（従って欠落と間違いのリスクがあるのは免責）
諳んじているので、忘れたものはXXXXXと表記する
・基本的に隣り合う国をつなげていく方式で、以上の空間と対応してその世界地図におけるだいたいの位置と他国との位置的関係性も把握している
アフリカ（まだ全てではない）
→2領域に分け、垂直の2次元空間を軸にする
→以下ABは上記2領域の同じ標高の地面に立ち地上を”α”地下を”β”とする
Bにのみ、”β”の下に冥府”γ”を設ける
A.オシリス神の最期の審判（エジプト）
B.あさりよしとおの書いた魚の怪物としてのカダフィ大佐（リビア）
Aのサブディレクトリ
”α”
”β”
地下に鏡像としての反転したすだち（南スーダン）
すだちを欲して手招きするハイレ＝セラシェ（エチオピア）
ハイレ皇帝城内２Fに努める完了（エリトリア）
城内の染料で装飾された室内池（ソマリア）
すだちを捕食しようと待ち構えるゴリラ様の怪物（ウガンダ）
それを崇拝する民族（ケニア）
それらの聖なる願いを集約する祝祭の短冊（タンザニア）
Bのサブディレクトリ
”α”
[カダフィの四肢]
※ここでの左右は逆転させる
①カダフィの頭上
愛の象徴としてキスする２匹の小魚（チュニジア）
②カダフィの左手
上記DVD再生の為のホワイトノイズするブラウン管テレビ（西サハラ）
③カダフィの左足
虹を通過する鞠（ニジェール・マリ）
それを補足しようとするコナンくんの麻酔銃（モーリタニア）
それを補足しようとするブルドック（ブルキナファソ）
それが轢き殺した猫（ギニア）
上記の弟（XXXXX）
その犬が引きずる（或いは口に加える）チョコレート（ガーナ）
その位置は南を刺している（ベナン）
④カダフィの右足
赤土（チャド）
”β”
③に対応するもの
虹（スペクトラム）が０→無定限色彩に展開する0地点の”無”（ナイジェリア）
”無”に唯一展開される”時間”（コンゴ民主共和国）
時間はそれが意識化される時には別の位相を流れる（オーバラップ）（コンゴ）
”無”と”有”の中間領域には天動説象徴としての亀がいる（カメルーン）
亀はトイレ吸引器でできた陥穽にハマろうとしている（ガボン）
天動説の亀は無論地球の中枢点を行く（赤道ギニア）
”γ”
その領域より下は冥府、怪物の呆けた死骸（アンゴラ）
怪物の死体を運ぶ死の象徴としての波（ナミビア）
波にさらわれて怪物は正規の死を得る（ボツワナ）
それを愛する嗜虐的な王女、残酷な美（ザンビア）
王女の空想する卑猥な物語とモザイク処理（マラウィ・モザンビーク）
④に対応するもの
茶色い土は調度カダフィの体を貫いて真下で世界の中枢を示す（中央アフリカ）
南の終点（南アフリカ共和国）
